35年前の慶大病院分院設立の建白書

 分院設立の必要性は、現在の大学病院の不足部分と表裏一体をなすもので、現在の大学病院の拡大、拡充と同時に考慮、調節されねばならない。その際には、医学部と大学病院の使命である1)教育、2)研究、3)診療の3本の柱について、 …
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33年前の「近代化」 1990年の慶大病院

   また、暑い夏が巡ってきた。昭和も過ぎ平成の世になって、戦後という言葉は、はやらない。しかし、医学部の敷地を見渡すと、食研こそ取り壊されたものの、戦後どころか戦前の建物も珍しくない。それぞれ古き良き時代を忍ばせる建物 …
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「名医と呼ばれるには」

 やぶ医者、土手医者と古今東西を問わず、医者の悪口には事欠かないが、おもしろいのに手遅れ医者と言うのがある。御存知ない方に紹介すると、患者を診てすぐに「手遅れだ」と診断する医者の事である。医学の医の字を忘れてしまっても、 …
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